以前から気になっていたownCloudをインストールした時のログです。
まず始めに、ownCloudの推奨環境を調べたところ
- PHP 5.4以上
- MySQL 5.5.31以上
という記事を見つけたので上記パッケージを持っているremiリポジトリを追加し、アップデート、apacheの再起動
# rpm -ivh http://rpms.famillecollet.com/enterprise/remi-release-6.rpm # yum update --enablerepo=remi mysql* # service httpd restart
MySQLをアップデートする際に、依存関係によりPHPもアップデートしてくれたので上記コマンドでバージョンアップ終了
(余談)
ブログ執筆時に公式サイトを見に行ったらMySQLについて
- MySQL/MariaDB 5.x
という記述を見つけたのでMySQLは無理して5.5にバージョンアップしなくてもよかった。。
(余談終わり)
次に、データベース作成
# mysql -u root -p mysql> create database owncloud default character set utf8; mysql> grant all privileges on owncloud.* to owncloud@localhost identified by '(パスワード)'; mysql> flush privileges; mysql> quit
ownCloudをダウンロード
(2015年4月11日時点での最新安定版はバージョン8.0.2)
# wget https://download.owncloud.org/community/owncloud-8.0.2.tar.bz2 # tar jxvf owncloud-8.0.2.tar.bz2
解凍したディレクトリをDocumentRoot以下に配置し、オーナーを変更
# cp -r owncloud /var/www/ssl/ # chown -R apache:apache /var/www/ssl/owncloud/
データ用のディレクトリを別に作成し、オーナーを変更
# mkdir /data/owncloud # chown -R apache:apache /data/owncloud/
ブラウザでownCloudを配置したディレクトリにアクセスすれば、初期設定画面が出てくるので、ユーザ名とパスワードを登録
(この時にPHP関連のパッケージが入っていないというメッセージが表示されたら適宜インストール)
(例)
# yum install --enablerepo=remi php-gd
「ストレージとデータベース」をクリックして、データ用ディレクトリとDB(MySQL/MariaDB)の設定を入力する
「セットアップを完了します」をクリックすれば完了
追記(2015年4月12日)
ファイルアップロードの上限値が2MBだったので、その上限値を1GBに変更
# vim /etc/php.ini memory_limit = 1G post_max_size = 1G upload_max_filesize = 1G # service httpd reload