CentOS6.5にてネットワーク内のWindowsから誰でもアクセスできるネットワークドライブ作成(論理ボリューム使用)

今回やったのは2つ

  1. Sambaを使ってWindowsから誰でもアクセスできるネットワークドライブを作成する
  2. 論理ボリュームを作成したHDDをネットワークドライブ領域用にマウントする
    (論理ボリュームを使うのは、後々HDDを増設してネットワークドライブの容量を簡単に増加させるため)

Sambaを使ってWindowsから誰でもアクセスできるネットワークドライブを作成する

これはこのサイトを参考にさせて頂きました

なのでここでは省略

論理ボリュームを作成したHDDをネットワークドライブ領域用にマウントする

今回ネットワークドライブ領域用に使うHDDはsdbとして認識されている

(2015/01/25追記)
まずLVM用のパーティションを作成する
今回のHDDはAFTなのでパーティションはセクタで指定したいので-uオプションをつける

# fdisk -u /dev/sdb
コマンド (m でヘルプ):n
コマンドアクション
e   拡張
p   基本パーティション (1-4)
p
領域番号 (1-4): 1
最初 シリンダ (1-4294967294, default 1): 2048
終点 シリンダ または +サイズ または +サイズM または +サイズK (2048-4294967294, default 4294967294):(空Enter)
コマンド (m でヘルプ): t
選択した領域 1
16進数コード (L コマンドでコードリスト表示): 8e
コマンド (m でヘルプ): w
パーティションテーブルは変更されました!
# pvcreate /dev/sdb1
# vgcreate vg_storage /dev/sdb1
# lvcreate -l 100%FREE -n lv_storage vg_storage
# mkfs -t ext4 /dev/mapper/vg_storage-lv_storage
# mount -t ext4 /dev/mapper/vg_storage-lv_storage /home/share

再起動してもマウントされるように/etc/fstabに記載

(末尾に以下を追加)
/dev/mapper/vg_storage-lv_storage /home/share	ext4	defaults	1 2

完了

今後の課題として・・・
ファイルシステムにNTFSを使ってみたかったけどできなかった
でもext4の最大ボリュームサイズは1EBらしいから将来1EBのネットワークドライブが作れるかもw
(NTFSの最大ボリュームサイズは256TB)

WordPressのサーバを移行する(同一ドメイン)

自宅のサーバから某VPSにブログを移行したときのログです

移行するデータは次の2つ

  • ドキュメントルート内にあるWordPress用のディレクトリ
  • WordPressのデータベース(MySQL)

まずは上記の2つをhomeにコピー

cp -a /var/www/html/blog .
mysqldump -u root -p wordress > wordpress.dump

(-pはコマンドを打った後にパスワードを入力するオプション)

次はデータをtarで固めてデータを移行

移行元サーバで以下のコマンドを実行

tar zcvf blog-data.tar.gz blog wordpress.dump

移行先のサーバで以下のコマンドを実行

tar zxvf blog-data.tar.gz

あとは、WordPressディレクトリをドキュメントルート内に移動し、データベースを新規作成し、復元

$ mysql -u root -p

MariaDB [(none)]> CREATE DATABASE wordpress CHARACTER SET utf8;
Query OK, 1 row affected (0.001 sec)

MariaDB [(none)]> GRANT ALL ON wordpress.* TO wordpress@localhost IDENTIFIED BY 'password';
Query OK, 0 rows affected (0.002 sec)

MariaDB [(none)]> FLUSH PRIVILEGES;
Query OK, 0 rows affected (0.001 sec)

MariaDB [(none)]> \q
Bye

$ cp -a blog /var/www/html/
$ mysql -u root -p wordpress < wordpress.dump

ここまでの作業が終わると
http://(移行先のIPアドレス)/blog/
にアクセスするとブログを確認できる

最後にDNSサーバにてAレコードを変更すれば完了

Windows8.1のコマンドプロンプトにjavaコマンドをインストール

Windows8.1のコマンドプロンプトでjavaコマンドを使えるようにしたときのログです

 

まずOracleのWebサイトからJava SEをダウンロードする
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html
本ブログ執筆時(2014/12/17)のバージョンは8u25

Javaのダウンロード1
Javaのダウンロード1

 

ライセンスの同意にチェックして、インストールファイルをダウンロード
私の環境はWindows8.1の64bit版なので、今回は「Windows x64」を選択

Javaのダウンロード2
Javaのダウンロード2

 

ダウンロードしたファイルを実行
特に理由がなければすべて「次」でOK
(インストール先を変更しても動作するのは確認済み)

Javaのインストール1
Javaのインストール1

Javaのインストール2
Javaのインストール2

Javaのインストール3
Javaのインストール3

Javaのインストール4
Javaのインストール4

 

最後にJavaを環境変数に追加する
「コントロールパネル」>「システムとセキュリティ」>「システム」>「システムの詳細設定」と選択

「環境変数」をクリック

パスの設定1
パスの設定1

 

「システム環境変数」内の「Path」を選択して、編集をクリック

パスの設定2
パスの設定2

 

「変数値」にJavaプログラムがあるフォルダを追加する
今回は「C:\Program Files\Java\jdk1.8.0_25\bin」を追加する
(他のパスと区切るため、パスの前に「;」をつけるのを忘れずに)

パスの設定3
パスの設定3

 

これでコマンドプロンプトでJavaが実行できることを確認

Javaコマンドをコマンドプロンプトから確認
Javaコマンドをコマンドプロンプトから確認

 

他のアプリケーションがJavaを使えるようにするためには環境変数に「JAVA_HOME」を追加する必要があるが、Javaをコマンドプロンプトだけで使うのであれば必要ないので今回はここまで